【Django】templatesディレクトリをベースディレクトリ直下に変更する方法

こんにちは、コウキです。

今回は、templatesディレクトリの場所をベースディレクトリ直下に変更する方法を紹介します。

Djangoは機能ごとにアプリを分割して作っていくのが一般的ですが、templateファイルは一箇所に固めておいた方が都合の良いことが多いようです。

templatesディレクトリの作成

まずは、templatesディレクトリを作成します。

今回は、ベースディレクトリ直下に配置します。(manage.pyがあるディレクトリ)

基本的にはここに配置すれば良いと思います。

ついでに、templatesの中にapp1というディレクトリも作成しておきます。

.
├── app1
│   ├── __init__.py
│   ├── admin.py
│   ├── apps.py
│   ├── migrations
│   ├── models.py
│   ├── tests.py
│   └── views.py
├── config
│   ├── __init__.py
│   ├── settings.py
│   ├── urls.py
│   └── wsgi.py
├── manage.py
└── templates
    └── app1

settings.pyの設定

次に、さっき作成したtemplatesディレクトリをDjangoで使えるようにします。

やり方は簡単で、"settings.py"のTEMPLATESの'DIRS'にパスを追加すれば良いです。

TEMPLATES = [
    {
        'BACKEND': 'django.template.backends.django.DjangoTemplates',
        'DIRS': [os.path.join(BASE_DIR, 'templates')],
        'APP_DIRS': True,
        'OPTIONS': {
            'context_processors': [
                'django.template.context_processors.debug',
                'django.template.context_processors.request',
                'django.contrib.auth.context_processors.auth',
                'django.contrib.messages.context_processors.messages',
            ],
        },
    },
]

これで、templatesディレクトリをベースディレクトリ直下に配置することができました。

あとは、templatesの中にテンプレートファイルを置けば使えるようになります。